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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『ガルフォース』は、アートミックとAICが制作したSFアニメ『ガルフォース ETERNAL STORY』と、その続編として制作された『宇宙章』、『地球章』などのOVAシリーズ。またその小説版も何冊か発売された。 == 概要 == 『ガルフォース ETERNAL STORY』はOVAとしてリリース後、1986年に東宝系にて劇場公開された。併映は板橋しゅうほう原作のSFアニメ『アイ・シティ』。 ガルフォースとは、ギャルのフォース、すなわち「女性の戦隊」という意味である〔マーチャンダイジングライツレポート1985年11月号〕。 ソニーグループのビデオソフト販売新会社ソニービデオソフトウェアインターナショナル(SVI)が初制作した作品。制作の岸栄司によると「2万本以上、できれば5万本売って、アニメ界の新記録を作りたい」とする意欲作である。 原作「スターフロント・ガルフォース」は、模型雑誌モデルグラフィックスに連載されたオリジナルストーリー。女性フィギュアとスクラッチされた専用の装備、メカなどの写真と小説のコラボレーションされたもので、企画のアートミックがモデル製作にも参加した。後に連載をまとめたムックも出版された。雑誌連載時の主人公はラビィ、パティ、ラミィの3人であったが、アニメ化の際に7人となり、原作のストーリーも映画後半部に組み込まれた。アニメーションとしての続編はOVAとして作成された。モデルグラフィックス内でも既にカルト的な人気を誇っていたが、関西地区で読売テレビ『アニメだいすき!』をはじめ、全国各地でのテレビ放送が切っ掛けとなり人気に拍車がかかった。 ソフト化はVHS、Betamax、8mmビデオ、レーザーディスク、VHDと多数の方式でソフトウェアが供給された(後にDVD-VIDEO化もされた)。また、ビデオソフトはSonyPCLが新たに開発したSEQ(SuperExcellentQuality)方式の高画質プリントで発売され、ビデオディスク並みの高画質と宣伝された。なお、本作がSEQ方式を採用した初めてのソフトである。 発売元は『ETERNAL STORY』『DESTRUCTION』はソニービデオソフトウェアインターナショナル(SVI)。『テンリトルガルフォース』『STARDUST WAR』『RHEA GALLFORCE』はCBS・ソニーグループ(CSG)。 『GALLFORCE THE REVOLUTION』はソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)。残る作品はポリドール・レコードから発売された。 音楽面では中島みゆきのプロデューサーとして知られる瀬尾一三を起用。『ETERNAL STORY』では鈴木聖美、小比類巻かほる、LOOK。『DESTRUCTION』では白井貴子&CRAZYBOYS。『STARDUST WAR』では田村直美在籍のPEARLがテーマソングを担当。当時のCBS・ソニー、EPIC・ソニー所属アーティストが投入されている。 『RHEA GALLFORCE』発売当時、『機動警察パトレイバー』や『吸血姫美夕』など1本5,000円前後で買える低価格帯OVAが主流となりつつあり、発売元のCBS・ソニーグループも「Ap5800」シリーズを立ち上げ、その流れに乗ろうとした。ビデオソフトとレーザーディスクの定価を宇宙章の半額程度の5,800円に抑え、目標として従来より二倍売り上げる予定であったが、その販売目標を達成することが出来なかったため、シリーズ途中で作品ごとポリドールへ移籍することとなった。 なお、『RHEA GALLFORCE』の発売は1989年でバブル崩壊時期には掛かっておらず移籍とは全く無関係である。 ファンの熱烈な支持に支えられ発売元を変えて続けられたシリーズの制作は、前途多難を予感させる船出となった。ポリドール移籍後による初作品『ガルフォース地球章1』は、作品の制作が発売日に間に合わず、未完成のまま出荷・発売されるという異常な事態となった。この件に関しては発売前に行われた未完成状態での試写イベントの際に観客から「発売日までに完成する進行状態ではない」と既に指摘されており、制作側も「製品版は完全に完成した状態で出荷致します」と発言していた。それにもかかわらず未完成な作品をユーザーは手にすることとなり、これを知りながら出荷したアートミック、ポリドールは購入者からの猛烈な抗議を受ける結果となっている。その反省もあってか『ガルフォース地球章2』はプラズマシューターや拘束中のサンディなどかなり作画が改善された(特に後者はアニメVの記事や後の地球章全集ジャケットイラストにも使用されるなど、ある意味で地球章2のキービジュアルともなっている)。 1996年に制作された『GALLFOECE THE REVOLUTION』からはソニー・ミュージックエンタテインメント、ムービックが再び制作元となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガルフォース」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gall Force 」があります。 スポンサード リンク
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